アグリホームは、地域に根ざした
「福祉活動の拠点」として取り組んで参ります。
当福祉会は平成12年4月に介護保険法が施行されると同時に事業を開始し、統一名称を「アグリホーム」としてデイサービスセンター・ヘルパーステーション・居宅介護支援事業所・地域包括支援センターの4事業所を運営し、地域における高齢者福祉活動の拠点として積極的に事業を進めて参りました。お陰様で、開設以来順調に事業が進展し21年が経過いたしました。
これも偏にJAふくしま未来の組合員をはじめ、地域の方々のご支援と県、市、JA福島五連ほか関係機関の皆様のご指導、ご支援の賜物と衷心より厚く御礼申し上げます。
福祉を取巻く環境は平成29年の改正社会福祉法の施行により、社会福祉法人による「地域における公益的な取組」が法人の責務として位置づけられ、「地域共生社会」の実現に向け、社会福祉法人が自ら主体的に地域の課題に取り組むことが求められています。又、昨年の年初に発生した新型コロナウイルス感染症は世界的規模で蔓延し、世界及び国内経済は勿論、社会生活や福祉機関にも大きな影響を及ぼしました。感染症は今年になっても勢いを増しており、未だ終息先が見えず昨年に引続き厳しい施設運営を強いられることが予測されます。
今年度もこのような現状を確りと把握し、利用者様並びにご家族様に寄り添った施設運営と職員の更なる資質向上を図り、地域に根ざした「福祉活動拠点」として活力ある地域づくりに貢献してまいりますので、今後ともご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。